月間100kmでも結果を出せる理由

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サブ3を実現するためには200~300km程度の走行距離が必要だと言われているように
マラソンでベスト更新をするためにはランニングの走行距離というのが鍵になります。
ただ、その中でなぜ「月間100kmでも結果を出せるのか」について解説していきます!
非現実的な魔法のような方法ではなくて、理論をもとに多くの方が再現できる内容になります。

結果を出せる3つの理由

月間100kmメソッドで結果を出せるのは3つの理由があります!
最大限のパフォーマンス発揮のために
パフォーマンスピラミッドというものがあります。
下から順に高めていくことで、効率よくパフォーマンスを高められるということを図式にしたものです!

このピラミッドを網羅した内容を練習に取り組むことで、月間100kmでも結果を出せることができます!
具体的には
➀ 解剖学に基づく体の活かし方
➁一歩を追求するランニングフォーム
➂ 弱点に合わせたランニング練習綿密な計画
の3点!
これらを徹底することで月間100kmでも結果を出すことができました!
それぞれについてはまた別のページにて詳しく解説していきますのでそちらもご覧ください!

➀体の活かし方

ピラミッドの一番土台の部分になります!
ランニングフォームに関する前の段階で、まずはまっすぐ立てるかどうか!
分かりやすいのは猫背
猫背の方がきれいに走ろうと思っても、自然と猫背になってしまいます。
普段の体の使い方で
それらを専門の学問として、「解剖学」といったものがあります
土台がしっかり安定することでパフォーマンスは大きく上がります!
ランニングフォームを変えるための考え方と
パフォーマンスを最大限引き上げる身体の使い方の考え方

➁ランニング技術

一歩を追求するランニングフォーム
ピラミッドの2段目にあたる部分!
フルマラソンは何歩走るかご存知ですか?
速度にもよりますが2万5千歩~5万歩程です!
その一歩一歩が良いものであれば怪我も減らせられるし、前に進みます。
「正しい一歩」にこだわるからこそ、ロスが無くなり、結果が出ます。                

一歩にこだわるというのは、具体的にランニングフォームを着地から着地までの1サイクルを6つの局面に分解して考えること。
実際のランニングではこの6つの各局面は一瞬で行われるため詳しく考えることも少ないかもしれませんが、それぞれに役割があり、適した動きがあります。
ランニングフォームをチェックする時に多い間違いとして、この局面を定義せず、何となくフォームが良くなったと判断してしまうこと。
この6つの動作局面の内のどこに問題があるのかをきちんと見極め、 それに必要な解決策を打つからフォームが変わります。

➂走力アップ

弱点をしっかり見つけて走ろうということ
一番重要なことは目標を見据えて計画を立てること!
計画を立てるだけで方向性が明確になり、計画に沿って努力を重ねるだけで効率よく結果をだせるようになります。
目標タイムから逆算し、どの時期にどれだけの走力をつけるのか
自分の課題に対してどうやって改善していくのか
スピードを高める時期、長距離に耐えられる脚を作るロング走の時期、弱点克服の時期などのように、
目標の大会までの時期によって、目的別に期分けして高める要素を決めていきましょう!
細かな計画の立て方は別ページで!

まとめ

今回は月間100kmでできる理由について
パフォーマンスピラミッドを基に解説していきました!
それぞれについて別記事で詳しく取り上げますのでそちらもご覧ください!
「解剖学」に基づいたトレーニング
「フォーム修正」
ランニングフォームの問題が分かれば修正していくわけですが、多くの場合ただそのフォームを「意識して変える」だけでは変化は出にくく、違う癖が出て別の怪我やパフォーマンスの低下につながります。
技術的な問題が原因でフォームが乱れているのであれば、意識することだけでもフォームが変わることもあります!
ただ、実際は、9割以上の方がランニングの前にそもそもの体の操作性が悪くなってしまっていて「結果的にフォームが乱れてしまっている」ことがほとんど!
普段から猫背の人に走っている時に、腰を高くして走りましょう、と言っても難しいのです。
フォームを修正するためには、問題となる動きに対して、改善するトレーニングを反復練習し、「変える」ではなく、 無意識に「変わる」ようにする必要があります!
「筋力トレーニング」や「動き作り」はとても重要です!
ランナーの皆様も「トレーニング」を取り入れている方も多いことかと思います!
ただ、やみくもにやっても効果は低くあなたに必要の無いものかもしれないのです!
➀目的を理解して、➁正しいトレーニングフォームで行うこと!
➀「目的を理解して」というのは、そのトレーニングがどういう状態でランニングに役立つのかを考えること!
➁「正しいトレーニングフォーム」とは、人間の体の構造上、最大限に効果を発揮できる姿勢のこと!
➀➁を考えるために 「解剖学」といった概念が必要になります!
もちろん皆さんはそこまで細かく解剖学を学ぶ必要はありません。
その解剖学を網羅したトレーニングメニューをこのサイト内で紹介していきます!
上記➀➁を考えて行わないと、ただただ「やっているだけ」にすぎません。
ランニングの自分の課題を理解して、その課題に合わせて必要なトレーニングを行いましょう!!
筋肉量を増やすような「筋トレ」というよりも、体を上手に扱い、ランニングエコノミーを習得するための身のこなしを学習するトレーニングです!
ランニング練習では「全身持久力」「耐久性」といういわば体の強さ(体力)を鍛えられます。
トレーニングでは、「技術」や「体の正しい使い方」というエネルギーロスを減らす方法を体に染み込ませます。・
極端な話、体力が豊富にあっても、エネルギー消費が激しいランニングフォームであれば、その分稼働できる時間は減ります。逆にそれほどの体力が無くてもロスの少ないランニングエコノミーなフォームであれば長時間動けるということです。関節や体に対する負荷も同様で、衝撃をうまく吸収できる体の使い方が分かっていれば、確実に怪我を減らすことができます。
具体的には、スクワットを行います!
ただスクワットの姿勢はランニングの着地姿勢に酷似しており、スクワットをきちんとできるようになれば、ランニングフォームは大きく変わります

ランニングの動きというのはすごく複雑で走っている最中はフォームの修正に意識を向けることは難しい
ランニングフォームを人に見てもらってアドバイスを受けるも、それを意識した時しか改善できない、フォーム修正の意識のやり方が分からない、なんて方も多いのでは??
普段、猫背の人に「胸を張って走りなさい」なんてのはナンセンスですよね??
ランニングの早い動きの中でフォーム改善を狙うよりも、ゆっくりした動きの中できちんと使いたい筋肉を意識させ、原因改善に向けて反復練習の行えるスクワットの方が改善しやすいのです!
人は無意識にしている動作を繰り返す生き物です。意識して行っているうちは動作の改善はできません。無意識のうちにフォームを改善できるようトレーニングしていきましょう!勝手に変わっていたよ