正しい腕ふり・ダメな腕振り比べてみた!

2020年12月11日

腕ふりは非常に重要ですよね!
ただ、色々な人の腕ふりを見ているとみんなそれぞれ違って、
何が正しいのか分からない。
でも、実は腕ふりで気にしないといけないポイントはたったの3つだけ!
それさえきちんとできれば、他のことはそこまで重要ではないのです!
今回は、
腕ふりのことをよく分かっていない方から
腕ふりについてはある程度知っているという方まで
意外と知られていない、
重要な「意識するべき3つのポイントを抑えた正しい腕ふり」について解説します!
後半では、そのポイントが出来ていない現場でよく見かける悪い腕ふりを
紹介していきます!
それぞれの解決方法も、一つずつまた別記事で詳しく紹介していきますので
今回の記事であてはまる腕ふりをされている方はその解説記事も楽しみにしていてください!

正しい腕ふりの見分け方

皆さんは腕ふりを見るときにどこを見て良いかどうかを判断しますか?
いきなり聞かれても難しい質問ではありますが,,,
多くの方は「手の位置・向き」や「脇の開き方」とか「肘の角度」などで判断しているのでは??

これが多くの方が誤解してしまうポイントなのですが、
はっきり言うと、脇が開いているかとか、肘の角度は多少違っていてもこれからお伝えするポイントが出来ていればOK
重要なポイントは、
➀手に力みがない
➁肩甲骨が下方回旋しているか
➂胸椎が伸びているか

➀手に力みが無い

力みが入ってしまうと腕ふりの動きが硬くなってしまいます。
その力みというのは肩や腕などに入りますが、その発端は手を強く握ってしまうから!
やってみると分かりますが、強く手の平を握ると肩回りがこわばり筋肉が緊張しますよね

その状態では腕ふりはしづらいもの!

➁肩甲骨を回転させる

腕ふりで肩甲骨を動かすことが重要なのは、すでに多くの方が知っていることだと思います。
そこで「肩甲骨を寄せましょう」
は聞いたことがあるかもしれませんが、
腕ふりで腕を引くときに重要なのは「中心に向けて寄せること」ではなく
やや斜め下に向けて「回転」させること!

そうすることで肩甲骨は腕を振るための土台として安定し、肩の関節が腕ふりに活躍できることになります!
つまり、腕を引く動きの「広背筋」、腕を引き上げるための「大胸筋」が働きやすくなるということ!
この筋肉の重要性は別の記事にて解説!

肩甲骨を真横に寄せるとやや上に引きあがってしまいますし、
腕周りの筋肉を使うためによいポジションではありません

反り腰を引き起こす可能性も高まります。

➂胸椎をしっかりと起こす

先ほどの肩甲骨と胸椎の動きは連動しています
よく肩甲骨を動かしましょうと言いますが、もう一つ重要な場所は胸椎
人の背骨は頸椎、胸椎、腰椎、仙骨、尾骨、と連なっています。

それぞれを別々で動かすことができ、今回はその胸椎が重要です!
「胸椎をしっかり起こすこと」によって肩甲骨は収まるところができて、
さきほどの位置に安定させられるようになります!
だから肩の関節がよく動かせるということです!
ちなみによく間違えて、動かせてしまうのが「腰椎」で、それは反り腰を引き起こします

「胸椎を起こすこと」が過去に何度も記事にしてきた「軸を伸ばしましょう」と同じ意味です。

悪い例

➀~➂のポイントを抑えた腕ふりを抑えてさえいれば
脇が開いているかどうかなどは大きな問題にはなりません。
逆に私が良く見かける、ポイントを抑えられていないフォームを紹介します!
具体的な改善方法については、後日一つずつ解説していきます!

➀猫背


いわずもがな、猫背で走るのは良くないのは分かるかと思いますが、
背中の丸まった状態で、「胸椎を起こすことができていない」ランニングフォーム 猫背ラン動画
胸椎と肩甲骨は動きが連動しているとお伝えしましたが、
胸椎が起きないことによって、肩甲骨も良い位置に収まらず、肩甲骨同士が離れた状態になります。
腰落ちのフォームを引き起こします。

➁横ふりで肩が動いてない

女性によく見かけることの多い腕ふりです!
腕を振るのが腕ふりですが、
このフォームでは肩関節の動きが無く、上半身全体を捻ることで見かけ上、腕を振っているように見せる腕ふりになります。
肩関節の動きが無く、体を振っているだけなので、ロスも大きいし、腕ふりの効果も小さくなります。

➂肘の曲げ伸ばしで肩関節・肩甲骨が動いてない

さきほどの横ふりと同様、見かけだけの腕ふりになります。
肘の曲げ伸ばしによって腕ふりをしているように見えますが
肩の関節の動きが無く、腕ふりの効果が小さくなります。

➃片側の捻りだけ大きい

腕ふりは、左右同じだけ振れていることが理想です。
ただ、腹筋の強さの違いなどにより、片側だけ捻りが大きくなってしまうことがあります。
腕と反対側の足は動きが連動しています。
腕を引くときは、反対足の地面を蹴る動作
腕を振り上げる時は、反対足を引き上げる動作
片側の捻りだけ大きくなってしまうということは、それに対応する足の蹴りも片側だけ強くなってしまいます。
負担に左右差が生まれ、膝の怪我に繋がるなども起こります。

➄肩に力の入った腕ふり

力みが入った状態で腕ふりをしてしまっています。
肩甲骨は斜め下に下げることが理想ですが、この状態は、逆で肩が上に引き上がってしまっています。
走っている最中に肩が辛くなってしまうことはもちろんのこと
力みのある腕ふりは、体の特性をうまく活かすことができません!

ご自身に当てはまるものはありませんでしたか?
ぜひ自分の腕振りを見直して見てください!